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その撮影会の肝(キモ)はポージング。わかりきっているコトではあるが、このポージング次第で売り上げが上がっていくコトを知らないグラドルが多い。
決して衣装の小ささが重要ではない。
先に言えば、衣装の小ささや過激さで勝負してしまうと、ジリ貧となる。なぜなら性器で売ってしまっているからだ。いくら好きなグラドルでもファインダー越しに同じ性器を見ていると飽きるモノ。だから衣装の小ささで勝負するのはやめた方が良い。
性器を撮りたいお客さんは、ポージングを撮りに来てない。そういったお客さんは避けた方が良いだろう。狙うは、ポージングを撮りたいArtな発想をしているお客さんだ。
では、どんなポージングが良いかにふれる前に、売り上げを上げる仕組みから。こちらが土台となる。
薄利多売(はくりたばい) ×
厚利少売(こうりしょうばい) ◎
一つ目の薄利多売のタイプはジリ貧になる。切り売りといっても良いだろう。撮影会に入れるだけ入って、値段を安くしてでも枠を埋めようとする。グラドルはブランド商売なので、決してやってはいけないコトなのだ。自分自身でブランド価値を下げてしまっている。
二つ目の厚利少売のタイプできっかけを掴めれば、売り上げが伸び始める。撮影会は一つのエリアで最大一ヶ月に一回。他の主要都市のエリアを巡業する。朝から晩まで枠を作ると、肌のコンディションが落ちる。疲れるから。だからハイパフォーマンスを発揮できる3、4時間以内で勝負する。
当然、一時的に合計の枠数は減るが、満員状態を常に作り出すコトが最も重要なのだ。
<グラドルが押さえておくべき知識>
利益には二つの側面がある。短期利益と中長期利益。短期利益を追い求めれば、中長期利益は減る。つまり、今と同じ売り上げでやり続けるコトになる(実際には年齢に応じて売り上げは下がっていく)。
中長期利益を求めれば、短期利益を一部捨てるコトになる。ただし、年齢に応じて売り上げが伸びていく可能性がある。確実に今の利益を得るというコトは、確実に未来の大きな利益を失っているコトになる。
これは経営学では基本中の基本なのだ。
だから、みなが短期利益を追い求めている間に、中長期利益を作る。
合計の枠数を減らして、常に満員にする。そして満員になったエリアから10%ずつ値段を上げていく。また満員になったら、更に10%上げる。これを順繰りじゅんぐり続けていく。早ければ、1年以内に1枠が倍の値段になる。
その間にやるコトはメディア露出
メディア露出でブランド力を向上させる。
Twitterはしょせん、個人メディアなのでブランド力は上がらない。プロのメディアに出るコトで他のメディアが記事などにして取り上げられたりし、SEO(検索)で上がりやすくなる。プロのメディアや記者たちと顔見知りになるコトだ(自分を売り込むグラドルは本当に今は少なくなった)。ちなみにグラドルのインスタもブランディングには無効だ。YouTuberも怪しい。
ブランディングに使えるメーカーなどは以下の通り。有力なメディア(SEOなど)を呼ぶ力がある。ギャラを押さえてでも出演した方が良いだろう。
イーネット・フロンティア
スパイスビジュアル
竹書房
メディアージュ
ヒッツ(トレカ)
トライエックス(カレンダー)
こちらは、ブランディングに使えないメーカー。有力メディアが記事に取り上げないので、出るだけ無駄だろう。あくまでも日銭ていどに。
ラインコミュニケーションズ
ワニブックス
エスデジタル
ギルド
次に取材に来る有力なメディア(媒体)。SEO、つまりグラドルのブランディングに貢献しているメディア。
きゅうすた/HIME.City(報道府系)
日テレ
しらべぇ(博報堂系)
ドワンゴ(ニコニコ系)
サンスポ(フジ産経系)
以前は有力であったが、デジタル化(SEO)を理解してないメディア。つまり、使えないメディア。
週プレ(彼らが押しても売れない)
東スポ(写真品質がひどい)
マイナビ(数字を少し叩けるが、記事内容が低俗すぎし、良くない写真を出しすぎ)
各週刊誌(特に雑誌の表紙はSEOにならない、そもそも雑誌はその週で終わり、出る意味がない)
意味があるメーカーとメディアに出て確かなブランディングができる。無駄はできるだけ省いた方が良いだろう。その結果、そのグラドルを知らないユーザーへ撮影会の興味がわき(潜在顧客にリーチし)、枠が埋まる。埋まれば、値段をちょっと上げれる。この繰り返しで売り上げを伸ばしていく。狙うは、前年比で2倍の売上高だ。
これで態勢がととのった。
来週が売り上げの核である「ポージングの圧倒的な向上」。
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