平成16年、圧倒的な乳房を引っ提げて「ミスヤングマガジン」を受賞したグラドル。爆乳Jカップの原田桜怜(丙寅)。
公称では身長155cmで胸囲が97cmだったが、原宿ですれ違った際には恐らく100cmを超えているほどにニットか何かが隆起していた。下はスカートだったが、まるで爆乳を隠すような素振りは全くなく、敢えて言うなれば非常に強調しているような私服のコーディネートで駅近くの喫煙所の脇を通り過ぎて行った。その頃の桜怜は髪がかなり明るかった。
胸囲100cmを芸能界的に公称できるようになったのは、ここ数年。きゅうすたが地道にBusty取材でグラドルの実寸を聞いたり、採寸を促してみたりして、100cm以上の公称は問題ないように意識してきた。セクシー界ではなく、あくまでも芸能界だ。それまでは、どの事務所もグラドルも実寸よりも乳房を小さくみせようと宣材プロフを作っていた。
桜怜が世に出した写真集はデビュー年の「VANILLA au lait/音楽専科社」と2年後の「珠玉/彩文館出版」。アマゾンレビューにもある通り、2年で乳房は大いに膨張した。処女作は確かにIカップに限りなく近いJカップだが、20才の2作目は最低でもKカップ、無難はLカップはある。他の150cm台のグラドルと比較すれば単純だが、やはりKカップの容量だ。
Bustyグラドルを長年取材してきた分かったコトは、乳房の下弦が肘窩(ちゅうか、肘の反対側で腕の内側にある浅いくぼみのこと)まであれば、Kカップを超えている。ただし、あくまでも張っている乳房で垂れている乳房ではない。なので24才くらいまでのグラドルの目算の仕方だ。肘窩にわずかに届かなければJカップ。だいぶ届かないならIカップとなっていく。
2作目の「珠玉」はほどんどで肘窩に乳房が達しているのが視認できる。最低でもKカップだ。この最低でもというのは、桜怜の乳丘は標高が高い。これはもう数学でぴんとくるだろう。体積を測るさいには面積と高さ。同じ面積でも高さがあれば、体積、つまり乳房の容量は大きくなる。よって無難にはLカップだ。
写真集からみるに身長155cmの桜怜のアンダーバストは60cm台後半。どうみても70cm台ではない。となると、Lカップのアンダーの差は37.5cmなので、65cmに足すと102.5cm。アンダーバストが5cm上昇してもトップは107.5cm。110cmや115cmのグラドルはちゃんといる。今でもそうだが、事務所は正しい胸囲の採寸を知らない。その為に、3cmから5cm以上も胸囲が変わってしまう。
写真集の中身を見ても分かるがショットによって、乳房の大きさが異なって見える。構図や衣裳の問題もあるが、レディースデイ前は1カップほど膨張する女性の特徴があるので、最大でMカップの容量の時のショットが入っている。表紙は正にそれではないだろうか。だからレビューでも表紙を下回っている他のショットについて、不満が上がっている。
レディースデイも含めて、桜怜である。彼女の凄いところはJカップ以上にも関わらず、二重アゴではない点だ。ほとんどのJカップ以上のグラドルは二重アゴになってしまう。それは持続トレーニングをしない限り、落ちないからだ。今ではGカップ程度で二重アゴもいる始末。
はっきり言って、ページ数は少ない。だがグラビア史上、類をみない一冊であるコトは強調したい。なお、取材の写真は同じ年にリリースしたDVDイベントの時のもの。これがKカップからMカップの私服姿である。