当時のグラビア女王は、かとうれいこ(乙酉)。イエローキャブ時代の幕開けとなったグラビアモデルだ。ただ、名前は2回変わっている。星野裕子から星野麗子、そしてブレイクした「かとうれいこ」。そのブレイクには布石があった。それがDVD「渚のビーナス/パワースポーツ」と写真集「渚のビーナス/ビックマン」。
DVDの方は現在、完全復刻版として発売している。収録時間は今と異なり、30分。昭和63年の発売。VHSの時代だ。そして写真集の方は大判30cmで「かとうれいこ」名義。昭和64年の発行。瀬古正二の撮影だ。
当時の公称胸囲は94cm。「かとうれいこ」時代には、恐らく意識してサイズダウンしたが、19才の張りのある麗子を収録している。ジャケットには「後3cmの快感震動」と、ややAVっぽい表現である。その頃はあまりカップサイズへの拘りが芸能界になかったので、胸囲のサイズだけを表に出した。麗子の容量からみるに少なくともHカップはあるものと推察できる。
肝心の中身は、どうだろうか。着エロが進行した今と異なり、フレッシュで清潔感ある内容だ。だから当時のグラビアモデル達は女優業などへの転身ができた。エアーSEXなぞ、もっての他。露出も少なめだが、レースクィーン全盛でもあったタメ、ハイレグ度合いはかなりのもの。麗子自体が顔立ち良く、四肢も長いので映える。そのハイレグのお陰でドテ高が判明した点も人気が出たポイントだろう。
ほぼ同時期に映像と写真で美系Iカップを推した結果、ブレイクへ向う。