取材用と撮影会用でポージングを分けた方が良い。
今回は取材用にフォーカスを当てる。理由は単純だ。どんなに撮影会で優れたポージングをしても、知名度あるグラドルには敵わないからだ。その知名度を上げるのは、地上波の民放や映画。民放や映画に出演できるようになるタメには、定期的にメディアに取り上げられる必要がある。だから芸人たちなども含めて、囲み取材に応じる。
グラドルの囲み取材は水着が絶対条件だ。
Yahoo!ニュース等では水着の記事を掲載しない基準だが、SmartNews等のニュースアプリでは水着掲載が限定的に復活している。Twitterでのイベント報告だけでは厳しい。メディアが欠かせない。ほぼ断言できるが、芸能界的に知名度の低いグラドルが私服で記者たちの前に登場したら、掲載されないと思ったほうが良い。私服で登場して仕事を激減させてしまったグラドルたちを何人も見てきた。上下水着でなければ、記者にとってニュースの価値がないのだ。
そのメディアが求める写真は撮影会とは、やや異なる。
一重にいってしまえば、ネットに上げたニュースをタップ・クリックしてくるか、否か。知名度あるグラドルは少ないので、名前だけで数あるニュースから選んでもらうのは難しい。そうなると、写真の品質、つまりポージングの美しさ(引き)が重要になる。
参考になるのは、毎週コンビニに並ぶ週刊誌の表紙。アイドルやグラドルが表紙になっている。そのポージングを真似るのだ。メディアが採用しやすいポージングだ。典型的なポージングを以下に挙げる。
フェイスラインを完全にみせる髪のかき上げ(わき見せ)
前かがみ
自分抱き
振り返り(見返り美人図)
得意なポーズ
まずは1から4を徹底的に練習する。記者たちはあらゆる角度から撮影してくる。全身が写る姿見で1から4を完全に自分のものにする。美の基準は男性だ。自分で判断してはいけない。どの写真を掲載するかを選ぶのは、現場の記者ではなく、デスクの判断が多いからだ。そのデスクは有力媒体であればあるほど、男性だ。女性目線の良いは却下される。
そして5の得意なポーズ。
記者からすれば、得意なポーズがないグラドルは「終わっている」と判断される。簡単にいえば「仕事をナメている」と取材後の裏で話しをされる。記者たちは横の繋がりが強いので、一度、マイナス評価をくらうと他社の記者までイメージがまん延してしまう。挙句の果てには、そのグラドルを取材したコトがない記者が他社の記者のイメージで、取材するかを判断している。
そういった話しはグラドルが記者たちの前に出ている間はない。開始前か開始後に記者たちは情報共有をする。毎週、何人ものグラドルは囲み取材をしている。倉持由香や壇蜜や菜々緒のように「この人は、このポーズ」というものがあれば、売れる。得意なポーズがないグラドルは、記者やデスクからすると、他のグラドルとの違いが何にもない「どーでも良いグラドル」なのだ。彼らはキャリア的に、得意なポーズがないグラドルは早く消えるコトを知っている。
自分を売り込む得意なポーズを開発しよう。そのポーズを囲み取材でやり続ければ、定着してくるので、恥ずかしがらず続けよう。ポージングが分からなければ、「きゅうすたYT」の動画で勉強しよう。